ゲルトラー数

ゲルトラー数(ゲルトラーすう)とは、流体力学で使われる無次元数の一つ。以下の公式で求められる[1]

G = U δ ν δ R {\displaystyle G={\frac {U\delta }{\nu }}{\sqrt {\frac {\delta }{R}}}}

ただし、G はゲルトラー数、U は主流、ν は水の動粘性率、δ は剪断層の厚さ、R は流体が通る管の半径を表す。ゲルトラー数が一次のオーダーの臨界値を上回ると渦が発生する。

脚注

  1. ^ 野口尚史, 神田浩聡, 永田雅人「回転境界層におけるゲルトラー不安定」『理論応用力学講演会 講演論文集』第58回理論応用力学講演会、2009年、132-132頁、doi:10.11345/japannctam.58.0.132.0。 

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