前田本

前田本(まえだぼん)、または前田家本(まえだけぼん)・尊経閣文庫本(そんけいかくぶんこぼん)とは、日本の旧侯爵家・前田家に伝わる古典籍の写本。通常は、尊経閣文庫東京都目黒区)の所蔵本を指す。

  • 源氏物語 - 青表紙本系統の祖本にあたる藤原定家自筆本言経本など複数の写本がある。前田本源氏物語を参照。
  • 源氏釈 - 『源氏物語』の注釈書。伝二条為定筆の鎌倉時代の写本。
  • 枕草子 - 前田本 (枕草子)を参照。最古の写本で、他に同系統の写本は存在しない。
    • 写本の系統としての前田本とは別に、尊経閣文庫には三巻本系統に属する写本(尊経閣文庫本)も所蔵されている。
  • 色葉字類抄 - 三巻本系統の古写本(鎌倉時代写)がある。なお二巻本系統の写本も尊経閣文庫に所蔵されている。
  • 承久記の写本。
曖昧さ回避のアイコン
このページは曖昧さ回避のためのページです。一つの語句が複数の意味・職能を有する場合の水先案内のために、異なる用法を一覧にしてあります。お探しの用語に一番近い記事を選んで下さい。このページへリンクしているページを見つけたら、リンクを適切な項目に張り替えて下さい。