ヴィシェグラード (ハンガリー)

ヴィシェグラードハンガリー語: Visegrád),(ドイツ語: Plintenburg)は、ハンガリー北部の都市。ドナウ川に面する。ペシュト県に属しスロバキアの国境まで直線距離で約10kmである[1]

歴史

11世紀、ヴィシェグラード城が築かれた。14世紀、カーロイ1世が遷都しヴィシェグラード城を王宮とした。ブダペシュトに遷都後もヴィシェグラード城の城下町として存続し、15世紀、マーチャーシュ1世の治世に整備拡張された。16世紀、オスマン帝国軍の侵攻などで破壊されたが復興し、現在でもシブリクの丘にはヴィシェグラード城が残る。

脚注

  1. ^ ドナウ川に橋の架かる国境の町、エステルゴムまでは道のり約25kmである。

参考文献

  • J・E・カウフマン、H・W・カウフマン共著、ロバート・M・ジャーガ絵、中島智訳「中世ヨーロッパの城塞 攻防戦の舞台となった中世の城塞、要塞および城壁都市」マール社

関連項目

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