ミミカイツブリ
ミミカイツブリ | ||||||||||||||||||||||||
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![]() ミミカイツブリ(夏羽) Podiceps auritus | ||||||||||||||||||||||||
保全状況評価 | ||||||||||||||||||||||||
VULNERABLE (IUCN Red List Ver.3.1 (2001)) ![]() | ||||||||||||||||||||||||
分類 | ||||||||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||||||||
Podiceps auritus (Linnaeus, 1758) | ||||||||||||||||||||||||
和名 | ||||||||||||||||||||||||
ミミカイツブリ | ||||||||||||||||||||||||
英名 | ||||||||||||||||||||||||
Horned Grebe Slavonian Grebe |
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/c/c7/Slavonian_Grebe-location-map-en.svg/245px-Slavonian_Grebe-location-map-en.svg.png)
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/7/79/Horned_Grebe.jpg/245px-Horned_Grebe.jpg)
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/5/53/Podiceps_auritus_MHNT.ZOO.2010.11.39.7.jpg/220px-Podiceps_auritus_MHNT.ZOO.2010.11.39.7.jpg)
ミミカイツブリ(耳鳰、学名:Podiceps auritus)は、カイツブリ目カイツブリ科に分類される鳥類。
形態
体長は33cmほどで[1]、ハトくらいの大きさ。全長31-38cm、翼開長59-65cm[2]。目が赤く、くちばしはまっすぐで、先がポツンと白くなっている。水に浮いている間は黒っぽいが、飛びたつと羽の内側に白い部分がみえる。
冬羽はのどから腹にかけて白く、他が黒い。夏羽では頭部と背中が黒、首が褐色、腹が白となり、後頭部に帯状の金色の飾り羽があらわれる。この飾り羽が長い耳のように見えるのでこの名がある。ハジロカイツブリとよく似ているが、くちばしがまっすぐで先が白いこと、顔の黒白の境界がはっきりしていることから区別する。
生態
他のカイツブリと同じように、水に潜って魚や貝、昆虫、甲殻類を捕食する。繁殖期には湖や池の水草が多い区域に浮き巣を作り、4卵を産む。卵は緑白色だが汚れて赤褐色になる。抱卵日数は20-24日である[3]。
分布
北欧から中央アジア、アラスカからカナダで繁殖し、非繁殖期は温帯の海の沿岸域へ移る。日本では冬鳥である。各地の沿岸域、特に日本海側に渡来するようだが、ハジロカイツブリより数は少ない。