ソユーズTMA-11M
ソユーズTMA-11M | |||||
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ISSにドッキングしたソユーズTMA-11M | |||||
ミッションの情報 | |||||
宇宙船の種別 | ソユーズTMA 11F747 | ||||
乗員数 | ミハイル・チューリン リチャード・マストラキオ(英語版) 若田光一 | ||||
コールサイン | Vostok | ||||
発射台 | バイコヌール宇宙基地 ガガーリン発射台 | ||||
打上げ日時 | 2013年11月7日 4時14分15秒 (UTC)[1] | ||||
ミッション期間 | 187日21時間44分間 | ||||
乗員写真 | |||||
(左から) 若田、チューリン、マストラキオ | |||||
年表 | |||||
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ソユーズTMA-11Mは2013年に行われた国際宇宙ステーション(ISS)への有人宇宙飛行。第38次長期滞在の3人の乗組員を宇宙ステーションへ運んだ。なお、TMA-11Mはソユーズの1967年の初飛行以来の120回目の飛行であった。2013年11月7日にTMA-11Mはドッキングに成功し、ISSは2009年10月以来のスペースシャトルのない状態での9人体制となった。
ミッションではソチオリンピックの聖火が宇宙に運ばれた。ロケットとソユーズの外殻にはオリンピックシンボルが描かれた。ミッション中、聖火トーチはロシアのオレッグ・コトフとセルゲイ・リャザンスキー(英語版)の手によって史上初めてISSから宇宙空間に出て、ステーション外に到達している。
乗組員
地位[2] | 乗組員 | |
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船長 | ミハイル・チューリン, RSA 第38次長期滞在 3回目の宇宙飛行 | |
フライトエンジニア 1 | リチャード・マストラキオ(英語版), NASA 第38次長期滞在 4回目の宇宙飛行 | |
フライトエンジニア 2 | 若田光一, JAXA 第38次長期滞在 4回目の宇宙飛行 |
バックアップ要員
地位[3] | 乗組員 | |
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船長 | マクシム・スラエフ, RSA | |
フライトエンジニア 1 | グレゴリー・R・ワイズマン(英語版), NASA | |
フライトエンジニア 2 | アレクサンダー・ゲルスト, ESA |
搭載貨物
TMA-11Mはソチオリンピックのオリンピック聖火を搭載しており、聖火が宇宙へ行ったのは初めてのことであった[4]。トーチは5日後、ソユーズTMA-09Mで地球へ帰還している。
ギャラリー
- ソチ五輪のロゴの入ったソユーズ
- TMA-11Mの打ち上げ
- ソユーズTMA-11Mの乗組員
註
[脚注の使い方]
- ^ NASA. “Consolidated Launch Manifest”. NASA. 2011年6月6日閲覧。
- ^ JAXA. “Astronaut Koichi Wakata Selected as Member of ISS Expedition Crew”. 2011年2月17日閲覧。
- ^ astronaut.ru (2013年). “Орбитальные полёты”. 2013年5月29日閲覧。
- ^ “Sochi 2014 Flame lit in Olympia kicking off record-breaking torch relay”. Russia Today. 2013年9月29日閲覧。
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